『オフィーリア』 ミレイ

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『オフィーリア』 作者:ジョン・エヴァレット・ミレイ

【絵画データ】
1851-52年作
油彩・カンヴァス
76cm×112cm
収蔵場所 テート・ブリテン美術館(イギリス・ロンドン)

 


冷たい川に身を任せ死にゆく女。シェークスピアの「ハムレット」のヒロインであるオフィーリアが、母と結婚した叔父に父を殺された悲しみの中で、川に身を投げ死んでしまう。その狂乱の中で儚く死にゆくオフィーリアを細密な描写で幻想的に描き上げている。オフィーリアを囲む花々にはそれぞれ、パンジー=叶わぬ愛、ケシ=死、ひな菊=無垢といった意味が含まれている。

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